宮城県は、夏は真夏日が続くことが多いのですが、冬は氷点下になる日が多いため雪が降り積もりやすい地域です。ですから、宮城県の住宅の水まわりでは「カビ」や「凍結」に注意が必要です。水まわりトラブルの中でも件数の多い「水漏れ」は、タンクの部品の劣化やパッキンのゆるみによる隙間からの水漏れが多いです。宮城県では、およそ170万人が水洗トイレを使っているといわれていますから、こういったトラブルが自分の家で起こる可能性は十分に考えられます。また、この水漏れにすぐに気がつくことができれば、業者に依頼をして修理や部品の交換ができます。しかし、長い間気付かなかった場合には、壁や床に水が浸みこみ、そこから壁紙や床にカビができてしまいます。そうなると、空気中にカビが充満しトイレの修理だけでなく、衛生管理ができなくなるため健康被害が及ぶことが考えられます。ですから、普段からトイレを利用する際には、水漏れや何か異変がないかを点検することを心がけると良いでしょう。また、万が一何かおかしいなと感じることがあれば、すぐに信頼できる業者に点検・修理を依頼すると良いでしょう。また、宮城県では冬場は水道管の凍結に注意が必要です。氷点下の日が続くときには、水抜きや少量の水を出しっぱなしにするなどして、凍結対策をしておくと安心です。これを怠り、凍結して水道管が破裂してしまうと、大掛かりな修理が必要になってしまいます。そうなると、水が使えなくなりますから、日常生活に支障がでてしまいます。また、万が一凍結してしまった場合には、自己判断をせずにすぐに業者に連絡しましょう。最後に、トイレやカビ・凍結の他にも、お風呂やシンクなど家の中には水のトラブルが起きる可能性のある場所がたくさんあります。水は私たちの生活に欠かせないものですから、大切な家を守るために、まずは何かトラブルが起きる前に自分でできることからはじめてみましょう。