水漏れが心配なときの調査方法と費用を抑えるコツ

水漏れが心配なときの調査方法と費用を抑えるコツ

 

水漏れを解決するためには、漏水調査が必要です。水漏れの原因を明らかにすることで、その後の修理方法を決定するためだけでなく、だれが賠償するかという責任をはっきりさせることができます。

 

今ページでは漏水調査をするタイミングや、調査方法、費用を負担してくれる保険の内容まで、気になる部分を解説します。

 

目次

 

水漏れの原因を調査する方法

水漏れの原因を調査する方法

 

水漏れを適切に処置するためには、原因を探ることが重要です。その原因を究明するのが漏水調査の役割です。水漏れ事故をきちんと解決してさらなるトラブルを防ぐために、戸建だけでなくマンションなどの賃貸でも必須の工程です。

 

漏水の異常音を確認する方法をはじめ、4つの漏水調査とタイミングについて紹介します。

 

水漏れ・排水つまりのサイン

以下のサインが見当たるようでしたら、水漏れの疑いがあります。

 

☑水道料金が急に上がった

☑水道メーターがずっと動いている

☑壁や床下で水音が聞こえる

☑天井や外壁、地面が湿っている

☑カビが増えた

☑結露がでてきた・ひどくなった

 

その他、長く使っているパイプの場合は、経年劣化によってサビ穴などから水漏れしていることも考えられます。

 

水漏れを調査する3つ方法

1.音聴調査

一般的に行われている調査です。水道管からの漏水は、地表面で行う音聴調査でつきとめることができます。

 

騒音の少ない夜間などの時間帯に、超音波測定器や漏水探知機、音聴棒などを使って漏水個所を見つけます。

 

2.削除法

水漏れ原因として考えられない場所をどんどん削除していき、最終的に水漏れ個所に到達するという方法です。

量水器などの機材を使用します。量水器が動いていない場合は漏水していない、という判断で原因候補から削除します。

 

3.確認調査

音聴調査や削除法などで大体の原因がわかったら確認調査をします。簡易のボーリングを行うことでさらに詳しい原因個所の特定が可能になります。

 

水漏れの調査を依頼するときはどんな業者がいい?

水漏れの調査を依頼するときはどんな業者がいい?

 

漏水調査は、素人ではなかなか正確な判断を下すのは難しいため、業者に頼むことが一般的です。水の修理業者に調査を依頼することによって多くのメリットがあるので、以下で詳しく説明します。

 

さらに、漏水調査を依頼するまえに覚えておきたい、信頼できる水道屋の見分け方と注意点についてポイントをおさえます。

 

水漏れ調査を業者に頼む様々なメリット

漏水調査は素人で行うのは難しい、という前提を踏まえたうえで、業者に頼むメリットは以下のようなものがあります。

 

被害範囲が正確にわかる

その後の適切な修理のためになる

原因によっては、配管の修理や交換などの対処を合わせて依頼できる

二次被害の可能性も含めて見てもらうことができる

 

漏水を見逃すと、住宅の地盤がやられてしまうことがあります。分譲マンションなどの賃貸で被害が広がれば、近所トラブルにも発展しかねません。業者による速やかな漏水調査が望ましいと言えます。

 

信頼できる水道屋を選ぶポイントと注意点

信頼できる水道屋を選ぶポイントと注意点

 

信頼できる水道屋を選ぶポイント

 

「すでに漏水している場合」

☑24時間対応をはじめとする緊急対応が可能な業者

☑対応のスピードが早い

 

「漏水が疑われる場合」

☑ひどくなる前に対処できるスピード感があるか

☑事前見積もりをきちんと出してくれるか

 

その他、実績の多さ、アフターフォローや保証の有無など対処後のケアについても確認しておくと安心です。

 

注意点!

「あまりにも低価格、電話対応に違和感がある、説明が不十分」などの点が見られる場合は、信頼に値するかどうかよく考える必要があります。

 

 

水漏れ調査で費用負担を減らすポイント

水漏れ調査で費用負担を減らすポイント

 

費用負担を減らすポイントとして、コストを抑えられる調査方法を検討する、相見積もりをとること以外に大切なことが保険です。

 

マンションなど共同の建物で起こった水漏れの場合は、原因によっては保険が適応になることもあります。保険の内容や、対象は予め確認しておくようにしましょう。

 

漏水トラブルで役立つ保険

火災保険の対象になるのか、個人賠償責任保険になるのか、それとも全くの保険対象外なのか…これを決めるのが水漏れの原因特定です。

 

つまり、トラブルの原因を究明する漏水調査が必須と言えます。調査の結果、どこに責任があるかがはっきりします。

 

上階の居住者(個人)に責任があると判断された場合

工事費などを実費、もしくは個人賠償責任保険に加入していれば保険を使用して補償します。

 

専有部分に問題があると判断された場合

専有部分に住んでいる方の責任になりますが、管理組合の規約内容の確認も必要です。

 

共用部分が原因と判断された場合

埋設管・鉄管など共用部分にあたるものは、管理人やマンション管理組合が対応します。

※埋設管や鉄管が共用部分にあたるかは、マンションによって異なります。

 

このように責任の所在を明らかにする漏水調査は、費用がかかります。この負担を軽くするために有効なのが、火災保険に付帯されている「水漏れ原因調査保険」です。

 

 

『水漏れ原因調査費用保険』とは

 

多くはマンションの管理組合が、共用部分に対して加入している保険です。水漏れ原因調査費用保険は、雨漏りを含めた水漏れ調査にかかる費用を負担してくれるものです。

 

水漏れ解決に必須の漏水調査にかかる費用をカバーするものになるので、保険会社から付帯を進められるケースが多いです。

 

注意点!

・水漏れ原因調査費用保険は、無制限ではありません

・使用回数は1回、金額に上限があるなど加入している保険によって保証内容が異なります

 

 

緊急時でも保険内容の確認を忘れずに

マンションでの水漏れトラブルは、被害が大きくなるにつれ近所トラブルも起こりがちです。だれが責任をとって支払うのかなどシビアな問題が出てくることが原因の一つです。

 

被害を最小限におさえるためにも、緊急時には速やかに管理人など貸主に連絡をすることが大切です。

 

これに加えて、住んでいるマンションが加入している保険内容も確認しておくといざというときに安心です。

 

まとめ

水漏れを解決するために必要な漏水調査のまとめです。

 

●水漏れや排水詰まりのサインは要チェック

●水漏れ調査にはさまざまな方法があるので、適切なものを選ぶ

●漏水調査は、信頼できる業者を見極めて依頼する

●マンションの水漏れはリスクがあるので、保険が重要

●漏水調査は火災保険に付帯している

●「水漏れ原因調査費用保険」の加入が安心

 

トイレの水漏れなど、目に見えてわかりやすいものだけが水漏れとは限りません。水漏れサインがあるにも関わらず原因不明なときは、漏水調査を業者に依頼しましょう。